2014年10月26日日曜日

古き良きものを大切にするために



不思議と畳の部屋って落ち着きます。

フローリングとカーペットの部屋で育ったのに…。なんでだろ?


んー …これは日本人のDNAなのか⁉︎


と、作業の合間に畳で(寝そべって)ボーと考えていました。


畳が落ち着くって皆が共感することでしょうか。








畳といえば…


先週参加した「キモノマルシェ」の会場は重要文化財に指定されている旧常田館製糸場でした。
 


イベントが終わったあと常田館事務局の方と少しお話したのですが、文化財と畳と茶托の話に へぇーと関心してしまいました。


文化財(に指定されると特に)は現状を次の世代につなげることが求められます。今のまま壊してもいけないし、逆に改修してもいけないそうです。


それで、使いつつできるだけ傷つけないためにされていること


一つ、テーブルの脚に小さな座布団が敷く。これは畳を保護するため。


一つ、茶托を使う。熱い湯呑み、水気のものを直に置かないようにする。これはテーブルを保護するため。



「板の間やテーブルを厚紙だと想像してみてください。紙の上に濡れたものを置いたら水がしみて大変なことになりますよね。お茶碗の底が濡れていたら丸い輪じみができます。昔のものは今のようなニスと違うものですから、水アトが残ってしまうんです」


「あぁー 茶托にはお客さんに対する心遣いだけじゃなくて そんな役割もあるんですね」


「文化財を利用してもらう時は そういうことを理解してイメージしていただくようにしなくてはけないですね」



と、そんな今まで気づきもしなかったお話を伺いました。




そのほかに富岡製糸場世界遺産のこと等など…。興味深い話をたくさん聞いて、これはもっと知りたいなぁと思ったのでした。












柿に紅葉!  秋深し!!




























0 件のコメント:

コメントを投稿